Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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今、注目はこれだっ!!
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みなさま、よいお年を!
みなさま、よいお年をお迎えください。

このBlogの更新は年内これが最後です。
いろいろ書きたいことが沢山あるので、
時間があればじゃんじゃん書いていくわけですが、
今年ほど忙しい年もなかったように思います。
書きたいことの半分もかけていません。
おそらく3分の1ぐらい?

また、来年はもっと忙しいことが予想されておりまして、
新年早々に沢山の課題と研修とノルマが待ち受けています。
私の社会人史始まって以来の多忙&激動の一年になりそうです。
Blogの更新が今年以下になってもどうかあきらめずに暖かく見守っていただければと思います。

それでは、みなさん、今年はいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします!
よいお年をお迎えください!!


JUGEMテーマ:日記・一般
 
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
横山幸雄リサイタルを聴きに行く
JUGEMテーマ:音楽
12月22日水曜日に茨木で横山さんのオールショパンプログラムがあったので、仕事が終わるや定刻で職場を後にしていそいそと会場へと向かいました。


 
いつもは空席の目立つ茨木市のホールですが、今夜は満員。
やはり横山さんの人気のほどがうかがえます。

横山さんの当日の出で立ちは白いシャツに赤いネクタイ。
黒いベストに茶色のビロードのパンツというものです。
燕尾服ではないので、ちょっとリラックスして演奏が聴けます。

まずは登場するなりちょっと甲高い声でゆっくりとプログラム構成の意図などを説明され、
続いて演奏曲目のひとつひとつについてショパンがいつ頃どんな思いで作曲したのかを説明して演奏されました。

説明によると本日のプログラムはショパンが16歳、つまり高校生ぐらいのころの作品から、
パリに出て32歳ぐらいまでの時期の作品を年代順に並べて演奏するということです。

私の左側の客が身を乗り出して聴いています。
「おい、KAWAIのピアノだぞ。う〜ん、指が見えんなぁ」ってうるさいっつぅの!!!

最初のロンドの演奏が終わると「すでにショパンらしさが随所に聴けたと思います」などとコメントをしてくださり、後ろのおばさんが「ほんまやわぁ〜、やっぱり若くてもショパンやねんな」とつぶやいたりして、なかなかにぎやかなリサイタルではあります。

途中でマズルカが3曲ほど出てきましたが、私は苦手な演目です。
楽譜を見てもよくわからなかったし、だから演奏も出来なかったのです。
これは理解出来てちゃんと演奏している横山さんはえらい!!
後ろのおばさんも私と同じことを言ってました。
「マズルカだけはわからへんわ。ポーランドの人は体に染みついているんやろねぇ」

そうした中で憎いなと思ったのはたとえば即興曲が3曲ほど入っていたのですが、
「作曲年代の違いで味わい深さ大きく変化していることが感じられたと思います。
また、今、演奏した即興曲の主題が最初に演奏した即興曲の主題によく似ていることなど気がつかれたことと思います。作曲方法の変化の比較が出来たと思いますがいかがでしたでしょうか」
というような説明をしてくださったことですね。
でも、そういうことは演奏前に言ってくれないと困るんですけどね。

ま、そんなことで大変興味深くショパンを聴くことが出来ました。

私の席はちょうど横山さんの真横でしたので、演奏中の表情やペダリングなどつぶさに見ることが出来ました。
また、曲の合間には拍手に応えて深々とお辞儀をするわけですが頭を上げる時には必ず私と目が合うのです。
チラと見るとういうよりはじとっと見るので、ちょっとドキドキしました。

一通り演奏が終わってアンコール。
ノクターンの「2番」でもやるだろうか?と思ったら正解!
次はワルツでもやるかと思ったら、これも正解で「14番」
そういやエチュードがないよな。もう一曲アンコールでエチュードやるだろうか?
と思ったら最後のアンコールは「革命」
アンコールをすべて見抜いてかなり満足しました。
うしろのおばさんの会話「一曲づつ説明してくれるから曲の聴き方が変わったわ。いろいろ思いながら聴けてよかったなぁ」「あの人雰囲気いいねぇ。大学の先生やって、若いのになぁ、えらいなぁ。でもすごく落ち着いてはるねぇ。」などなど、結構、面白いのです。

サイン会があるといけないので、自宅にあった2枚を持参していきました。

これは「Yokoyama Plays Yokoyama」というアルバムで自作の曲を自分で演奏したもの。
古典的な曲が多く現代n作品にしては大変に聴きやすいです。



それとこちらはBACHのGoldbergです。
横山さんの端正な演奏がなかなかに良いのです。

それぞれジャケットにサインをしていただき、演奏のことなど、いろいろと話を伺いました。
気さくにお話をしてくださり、感じのよい人だなと思いました。

下の3枚は私のお勧めアルバムです。

| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
松田理奈さんのリサイタルを聴きに行く
今日は松田理奈さんのリサイタルは兵庫県の県立芸術文化センターであったので、出かけて行った。



日曜の昼間の演奏会ということもあってか、ものすごい人である。
2000人のホールが満員。空席なし。

赤いドレスで登場の松田さんはこの日、このホールでのデビューらしい。
伴奏は江口玲さん。
一曲目はモーツアルトのヴァイオリンのためのロンドであったのだが、当日変更で同じモーツアルトではあるがクライスラー編のハフナーセレナード。
お年寄りが多いせいか、あちこちで咳払いが止まらないのが気にかかる。
続くはグルックのメロディ。(2枚目のアルバムに収録)
これがなかなかによい曲である。
ちょっと物悲しいが私は大好き。
静かな演奏でピアノとのコンビネーションもばっちり。
なのに咳があちこちで、ごほごほ・・・。頼むから静かにして!
3曲目に演奏したエストレリータ(ポンセ)がこれまた実によかった。
これまでのお堅い感じの演奏から一転して洒脱な演奏で場内がうっとり。
そのあとタイスの瞑想曲があって、前半の最後はツィゴイネルワイゼン。
デビューアルバムにも入っていたがこちらは相当に成長の跡がうかがえるツィゴイネルワイゼンであった。迫力満点で技巧的にも安心して聴け、グングンと曲にのめりこんでいった。
ツゴイネルワイゼンの前半のスローな部分から後半の激しい部分に移行する瞬間の一瞬の沈黙を誰かが曲の終わりと思ったのか「パチッ」と一回だけ拍手をしたのが聞こえた。
もうっ!いい加減にしてよねっと思う・・・。せっかくいい気分なんだからっ!

後半は黒いドレスに着替えて登場。
最新のアルバムからイザイのソナタをひとつ。
これも渾身の演奏で素晴らしいものであった。
バイオリンの音も美しく破たんすることもない。
落ち着いたよい演奏である。
最後はブラームスのソナタ。
ゆっくりと落ち着いて聴けて、これもよかった。
終わりの方で睡魔に襲われてしまったが、それも美しい演奏のなせる業であろうと思う。

アンコールはグラズノフの瞑想曲ときよしこの夜。
きよしこの夜では徐々にステージの照明が暗くなって行き、最後は曲の終わりとともに真っ暗になるという憎い演出。
こんなちょっとしたことで感動してしまう私はちょっとお人よしかも・・・。


これは3枚目のアルバムでラベルの作品集。会場に持参してサインしてもらった。
DVDもついていてクライスラーのメヌエットをステージで演奏している場面が収録されている。


こちらは最新のアルバムでイザイのソナタを演奏したもの。これにもサインをしてもらった。
こちらにもDVDがついていてラベルのソナタ「遺作」のライブ映像が丸ごと収録されている。


印象的だったのは、松田さんとピアノの江口さんがステージの上でお互いに深ぶかとお礼のお辞儀をしていたこと。あまり見かけない光景なので、なにかほっとした感がある。
また、江口さんのピアノのデリケートな音に感激。
思わずロビーでCDを購入してしまったのだが、帰宅して聴いてみてさらに感動。
この人はただものではない!と思ってしまった。
これから注目していきたい一人である。


これは江口さんのCD。会場に買ってみたけど、これが想像以上に素晴らしい!
私は一発でファンになりました。

amazonでCDをみる


JUGEMテーマ:音楽
 
| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
かったるいやつ・・・・
通勤電車のドア口って混雑しますよね。
乗り降りがいつも大変です。

ところがですね、先日、こんな青年がいました。
新大阪駅のホームで電車を待っていた時のことです。
ホームに電車が入るとドアが開きます。
一人の青年がドアの左側に体を半分出した形でドア口に突っ立ったままです。
時々こういう人がいます。
降りる人たちが迷惑そうに彼をよけて半ば狭くなった戸口からホームに降り立っています。
こういう時、普通は乗客の迷惑にならないよう一旦ホームに降りて、降りる人が降りるのを待って再び乗るものです。
ところがこの青年は一向にあたり構わず自分の世界で突っ立っているのです。

彼は手にデイパックを持って携帯のメールをもう一方の手にもってみている様子。
もっと周囲に気がついてもらいたいものですよね。
最近はこんな若者が増えてきたなぁと思う、今日この頃。
少しは、空気を読む、ということをしてもらいたいですよ。
KYというとたいてい自分の関係する仲間や集団の中での空気を読むということになりがちですが、私たちは社会という他人との関係性との中でも生活しているわけですから、公共の場でもKYということに注意をして欲しいと思います。

さて、この青年に話を戻します。
一通り乗客が降りて、いよいよホームの人が乗ろうとした時のことです。
想定外の事件が起こりました。
みなさん、想像してみてください。
何が起きたと思います?

正解はこちら・・・。
この青年は最後にゆっくりと下車したのでした。

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