Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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そして、一匹もいなくなった・・・・
まったくもって暑い日が続いている。
連日猛暑日というやつが続いているのだ。
たしか今日で14日目。

子どものころは仙台にいたので、夏休みに30度を超える日が来るのが待ち遠しかった。
なにしろ梅雨明けが遅くて8月に入るまで梅雨だったりすることもあった。
だから暑い夏にあこがれていたものである。

しかし!!

35度を超えるような暑さは想像もできなかったなぁ。。。。
それが連日続いているなんてSFの世界だぜ、まったく!!

暑い夏と言えば、あのやかましい蝉たち。
来る日も来る日も鳴き続けていたあの蝉たち。
地上では7日間という短い命なだけに懸命であるのだが、
よく考えて見れば先週鳴いていた蝉は今週はもう他界しているはず・・・・。
そう思うと7月から鳴いている蝉たちは言って見れば週替わりなわけだ。
日々激しい交代が行われていたわけだ。
まるで降っては消える雪のような感じですらある。
この暑さの中で懸命に鳴き続けていた、あの蝉たち。
今は完全に沈黙している。
お盆を過ぎたあたりから鳴いている数が徐々に減少して、
ついに一匹もいなくなった。

あ〜今年の夏もこれっきりだ・・・。
きっと明日からは涼しい風が吹き始めるのだろうなぁ。

さようなら!!
今年の夏!!


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A-FLAG出場 BUT 敗退!
毎年、この時期にフラッグフットボールの全国大会であるA-FLAGという大会が開催される。
今年は西日本で23チームが出場。
予選で16チームに絞り、横浜で開催の決勝へと進む4チームをその中から決める。
我がチームは毎回出場こそしているが予選から先へはなかなか進まない。
しかし、それで十分に楽しい。
今年は島根のチームと岡山のチームが対戦相手となり島根には負け、岡山には勝った。
しかしながらこの大会特有のルール(女性得点数)により予選敗退。
でもでも、今回はリラックスして試合ができたし、炎天下の中ではあったけど嬉しかった。
中でも東京からハットリ夫妻が来てくれたことがなにより嬉しかった。

しかし・・・。
日焼け止めを顔と首筋、両腕、ひざ裏によ〜く塗っておいたのに、顎の下と膝下に塗り忘れてた。
おかげで顎の下(首)と膝下がヒリヒリして真っ赤。
最悪である・・・・。

夕方は、新婚さんのハットリのためにみんなでお祝いをした。
吹田のお店でにぎやかに夜をすごし久しぶりにいい宴会だった。
仕事でいつも宴会してるけど、それとこれとは大違いだ。
やっぱり、チームメンバーとの宴会は楽しくていいなぁ。

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関西フィルのレコーディング見学
劇暑の中、関西フィルのレコーディングの模様を見学してきた。

場所は吹田のメイシアター。

11時30分集合でホール入ると、すでにマイクのセッティングが終わり、
ステージ上も椅子がきちんと並べられていて楽団員がポツリポツリとやってきてるところ。

もうすぐ12時というころになって指揮者の藤岡さんが登場。
スリムなパンツに長袖のシャツ。上半身が逆三角で胸板も厚い。
普段から鍛えているんだねぇと思われる。

まずはチューニングをして、カレリア組曲を演奏。
1曲目、ホルンとシンバルに、
2曲目はクラリネットと第1ヴァイオリンに、
3曲目は第1ヴァイオリンとチェロに細かな注文をして、
それぞれ意見交換をしてリハ。
その間にマイクの調整も終わって、
1曲目から順番に録音。

非常に密度の高い演奏で感激した。
録音の見学が終了したところで事務局長の西浜さんから録音に関するレクチャーを受ける。
また、この話が実に興味深くて楽しい。
こんなチャンスがあるのも私がサポーターになっているおかげだ。
入会金500円、年会費1500円でこういう機会が得られるのだから安い。
興味ある人は関西フィルのHPから申し込んでみてはいかがかと思う。
リンクは
こちらです。

さぁ、今日録音したCDの発売が待たれるところだが値段、発売日は未定。
曲目はシベリウスの交響曲第5番とカレリア組曲。
私の大好きな曲がカップリングされているのがうれしい。

帰宅後、コリン・デイヴィスが指揮したLSOの演奏で聴き比べてみたが、
関西フィルの演奏の方がずっとシベリウスらしくてよかった。
関西フィルってなかなかやるじゃないか!!
そう思いません?みなさん。

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仙台は気温の乱高下 体調崩す
12日から15日の間、いわゆるお盆休みで仙台に戻っていた。

12日は関西から台風とともに北上した形となって少々心配なフライトであったが、伊丹空港で以前我がチームでプレイしていた選手親子に偶然出食わし、嬉しかった。
仙台空港に着いてみると気温が大阪も仙台もあまり変わらないので少々驚く。

13日は暑かった。
台風一過というような天気ではなかったが、気温が上昇して日本全国どこにいても暑いのだと感じた一日。
昔から親しくしていただいているS家でバイオリンのアンサンブルをしたりスイカをごちそうになったりして楽しく過ごした。

14日は寒かった。
最高気温が26.6度にしか達しない。
なのに半そでしか持っていないわけで朝から体が冷えたという感じ。
数人でホテルで食事をしたり、カラオケに行ったりして過ごしたが、最後に食べた辛口のそばが意外に体にはよかったと思う。

15日は暑かった。
姉の一家と楽しく過ごして伊丹へと向かった。伊丹空港で表に出るとべたべたした大阪特有の暑さ。
汗の出方が尋常ではなかった。
仙台へ行く前はこんなに汗が出ることはなかったのに、非常に汗の量が増えたという実感。
どうもこのあたりから体調がおかしい。

16日から仕事で出社したが調子が出ないのである・・・・。
困ったものだ。
体がまだ大阪の暑さに順応していないようなのだ。
昔はこんなことなかったのに・・・・。
ちょっとの気温の変化にもついていけないようになりつつあるのだと思うとさびしい。
お年寄りの気持ちがここに来てやっと理解できたかな・・・。

てなことを感じた夏である。
が、この暑さはまだまだ続くとの予報。
若者がうらやましい!!

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関西フィル The Discovery 舘野泉+飯守泰次郎=ブリテン・ディヴァージョンズ+ブラームス・2番
8月5日に関西フィルのThe Discoveryシリーズの演奏会を聴きに行った。
今回は前半に舘野泉さんを迎えてブリテンの作品を据え、後半にブラームスという構成だ。
体調がすぐれず服用している薬の副作用もあって椅子に座っていることすらままならない状態ではあったが、いずみホールのレセプショニスト加藤さんと関西フィルの西濱事務局長に助けられ、なんとか最後まで聴くことができた。
この場で感謝してお礼としたい。



さて、冒頭は弦楽のためのレクイエム(武満徹)であるが、これはあまり面白くない。
世界的に認められているとはいうが、私はそうは思わないのである。
何故か?答えはつまらないから。
単純でのろのろした旋律に新しい和声が乗っているだけである。暴言?
武満徹にはもっといいものがあると思うし、現代曲でももっといいものがある。
しかし、ここではちょいと小手調べという感じだろう。さらりと流した感じだ。

続くブリテンのディヴァージョンズの登場。
ステージ中央にピアノが配置されるとこのために帰国したという舘野泉さんの登場である。
右半身に麻痺が残るとは思えないほど颯爽とした姿で白いジャケットが眩しい。

先ほどの弦楽のためのレクイエムの後だけあって、聴きやすい印象。
曲の冒頭はやや古風な感じが漂うファンファーレのような荘厳なもので、やがてテーマが始まると舘野さんの左手が縦横に動きピアノがそれに答えて行く。
ディヴァージョンズは主題と自由な11の変奏からなる左手のピアノと管弦楽のための音楽だが、作曲が1940年で世界が非常に不安定だったこともあってか、ところどころにそんなことを思わせる響きもあった。
さて、いよいよ演奏も佳境に入ろうとすると盛大な拍手!?
ん?と気がつくと、私はいつしか深い眠りに入っていたらしい。
不覚であった!滅多に演奏されることのない曲だったのに・・・・。
舘野さんに申し訳ない感じだ。

あまりに拍手が鳴りやまないのでアンコール。
吉松隆さんが左手用に編曲したカッチーニのアベマリア。
これは私の好きなアルバムである「アイノラ抒情曲集」に収めらている。
ここで生演奏を聴かせていただけるとは思っていなかったので大変に嬉しかった。

ここで前半が終わり、後半へ突入。
後半は小難しい現代曲ではなく、ブラームスである。
2番は1番の発表後、肩の荷を降ろしたブラームスが一気に書き上げたと言われる佳曲。
ちょっと間延びした冒頭から徐々にテンションをあげて盛大なフィナーレへとなだれ込むこの交響曲はベートーベンの6番になぞらえてブラームスの田園と呼ばれている。
関西フィルが飯守泰次郎とこのいずみホールで2年をかけてセッションレコーディングしたブラームス全集がちょうど先日発売になったばかりで、それの再現というか、同じいずみホールで同じ関西フィル&飯守泰次郎で聴けるというのもちょっと嬉しかった。
(先日、飯守先生にCDの内ジャケにサインしていただいた)


この曲は関西フィルのちょっと暗めの音(関西フィルのサウンドは色が濃いのである。暖色系の深い音がする。特に管と弦が重なる時にはその特徴が全面に出てくる。分厚いハーモニーがいい)がぴったりとはまっていて、非常に充実した響きであった。
ただ、ちょっと思ったのは、このいずみホールはフルオーケストラには少々手狭か?ということである。
いつもこのいずみホールではかぶりつきで聴いていたのだが、今回初めて後方の席で聴いたところ、音がパンパンに響いてゆとりがないように感じた。
シンフォニーホールだともう少しゆったりと響くのだが・・・と思ったのである。
余計なことを書いたかな?

さて、CDとの聴き比べも面白いとプレトークで飯守先生と西濱さんがおっしゃっていたので聴き比べをしてみた。
CDの方がバランスがよいという一言。生演奏はダイナミクスが強烈で飯守節炸裂という感じ。
テンポもやはり生の方が自在であっったように思う。
聴き比べはなかなか楽しいものだと思った。
同じ指揮者で同じオケ、おなじホール。
しかし、違うわけで、これが音楽なんだと思う。
前後の曲やお客さんの反応によって音楽がどんどん動いていく。
まさに生き物なのである。

終演後、楽屋口で舘野さんを待ち、一声感謝の言葉を伝えてから帰った。
その時、舘野さんと握手したのだが、今、思うとあれは右手だった。
柔らかくて暖かくて大きな手であった。
やや猫背なので背はそれほど高くないのだが横幅があってがっしりとした体型。
本当に穏やかでにこやかな表情が思いだされる。

舘野さんの息子さん(バイオリニスト)が舘野さんに同行していて支援者と思しき妙齢のご婦人たちと親子ともどもニューオータニへと消えて行った。
何か美しいものを見たような気がする。

舘野さんの左手の演奏による「アイノラ抒情曲集」は、このBlogをご覧のみなさんにぜひ聴いてもらいたいと思うもののひとつである。
ショパンやリスト、ラフマニノフのような高度な技術、複雑な音、そしてなにより多音の世界。
音の洪水のような楽曲が多くて、我々はそれに慣れすぎているのだ。
ところがこのお舘野さんの演奏する曲は音が少なく寡黙である。
左手だけだからという理由ではなく、舘野さんのために曲を提供している吉松さんの作風でもあるのかも知れないが、情報過多の現代に生きる我々にもっとシンプルな生き方もあるんだよと諭してくれているような気がするのだ。
金銭や名誉、そして生活の利便性などばかりに目が行きがちな私たちの生活に、本来の人間らしさをそっと語りかけているようなそんな気がしてならないのである。
あわただしい現代生活のなかで自分を見つめることは時々必要でそんな時にはこのアイノラがいいのである。


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