Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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4本のチェロのための音楽を聞く。。。大阪センチュリー&ラ・クァルティーナ
仕事の帰りに大阪センチュリー交響楽団員の4名のチェリストによる4本のチェロの演奏を聴いて感激した。
まさかこれほどまでに美しく、心揺さぶるものとは思っていなかった。



演奏してくださったのはこの4人。
左から末永真理・綿貫直美・望月稔子・高橋宏明さん。
みなさん同じ大学のご出身ということで和気あいあいとしていた。
高橋さんは福島県の出身だそうで私と同じ東北人。
終了後に控え室のところで写真にサインをいただいた。
大切な思い出にしておこう。

演奏したのは次の曲目
 1.ボッケリーニ:小四重奏曲
 2.ウェルナー:エレジー
 3.グリーク:ガヴォット
 4.クレンゲル:主題と変奏
 5.映画音楽メドレー(往年の名画より)
 6.ピアソラ:リベルタンゴ
アンコール
 1.おくりびと
以上の7曲

チェロの合奏ってこんなに素敵なんだと、今回、初めて知った。
ボッケリーニの小四重奏曲が始まったとたんにあまりの衝撃に固まってしまった。
なんと美しいのだろう・・・・。こんな音楽は聴いたことがなかった!!
次のウェルナーのエレジーは冒頭こそ悲しげなのだが、後半、とても美しい旋律が流れてきて幸せな気分になれたし、クレンゲルの主題と変奏もいい曲だった。
こういう曲が知られていないのはとても残念な気がする。

高橋さんの説明によれば、チェロはバイオリンの音域までカバーできるのでいわゆる弦楽四重奏用の曲はすべて4本のチェロで演奏が可能で、その他にも素晴らしい曲が沢山作られているとのこと。
私は今回が初めての経験であったのだが、それならもっと以前から聞いていればよかったと後悔。
しかし、なかなかこんなチャンスがないのも事実。
今回のこのユニットでしばしば演奏会をしていただけないものかと切に願うのである。

帰宅後、高橋さんの話が本当ならCDの1枚ぐらいは出ていてもおかしくはないと思い、アマゾンで検索してみたら、ほんとにあった。
ラ・クァルティーナというのがそれ。
N響のチェリストが4名でいろいろな曲を演奏していて、大変な人気なのだそうだ。
8枚ぐらいCDが出ていて、年に1度くらい演奏会も開いているのだが、いつも超満員なのだそうだ。
さっそくシンフォニック・クァルティーナというの注文してしまった。
到着が楽しみである。

JUGEMテーマ:音楽
 
評価:
ラ・クァルティーナ
マイスター・ミュージック
¥ 2,906
コメント:なんとも言えぬ美しさ。ちょうど人の声の音程でもあり、心が落ち着く得も言われぬ独特のサウンドです。

| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
彼は「伊奈かっぺいの元祖笑える津軽弁方言詩」が好きだった・・・
評価:
伊奈かっぺい
コロムビアミュージックエンタテインメント
¥ 2,380

先日、図書館に出かけていろいろなものを借りてきた。
その中の一枚に伊奈かっぺいの「元祖笑える津軽弁方言詩」というCDがあった。
最近、東北弁がマイブームな私にとって、これはなかなか興味深い一枚だった。

伊奈かっぺいねぇ・・・なんて思いながらプレイヤーにかけてみる。
あ〜、そうそう。こんな声だわ。
そうそう、そうそう。
こんな方言だった・・・。

と、聞いていたら、急に「とも子」という作品になった。
「あっ!!!これはっ!!」
そう!このBlogにもときどきコメントをくださるKonnokさんが昔むかし、大好きだった作品なのであった!!
すると急に懐かしさがこみあげてきた。
もう、かれこれ30年も前になる。

私が詩人になる夢を追っていたあの頃。
Konnokさんはなぜかこの詩が好きだったよね。
ときどき口ずさんでいたのを思い出す。
う〜ん、青春だなぁ。。。。

とも子ぉ・・・なんか、懐かしい響きなのであった。

<ちなみに上にあるこのCDのジャケットをクリックしてアマゾンのサイトに入ると試聴ができます。お試しください。なかなかいいもんですよ。ちょっとだけ聞けます。>


JUGEMテーマ:
日記・一般
 
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(2) | - |
ミハエル・プレトニョフ&ロシアナショナル管弦楽団はすごい!
評価:
プレトニョフ(ミハイル),ロシア・ナショナル管弦楽団,ベートーヴェン
ユニバーサル ミュージック クラシック
¥ 6,971
コメント:好みは分かれるかもしれないが、斬新で切れ味のよいベートーベンです。いわゆる古典的な演奏ではありません。型にはまったベートーベンに飽きた方はこちらをどうぞ!

昨夜のNHK教育「芸術劇場」でプレトニョフ率いるロシア・ナショナル管弦楽団の設立の経緯から現在までの解説とそれから来日公演よりベートーベンの交響曲第7番と第5番が放送された。
朝の新聞の番組表で見つけて、帰宅後は絶対にこれを見るんだと決めていた。なぜかというと、この楽団、来日した際にカオルさんが聴きにいっており、それはそれは良かったという話を以前聞いていたからなのだ。

プレトニョフがまだピアニストだったころ、大阪で一度、聞いたことがある。
オール・ショパン・プログラムだったのだが、どうしたわけか退屈な演奏であった。
それ以来プレトニョフはどうもいまいちかな・・・という先入観が出来てしまったのだが、いつしか指揮者になり、ソビエト崩壊の後のロシアで、初めての民間オケを立ち上げていたのだった。

サントリーホールでの演奏会プログラムの最初は7番だった。
無表情に手を振りおろすとオケがバ〜ンと冒頭の和音を鳴らす。
その後も無表情なしかも年寄りの指揮者のような元気のないよたよたした指揮ぶりなのに、音楽は素晴らしいのである。
このギャップ!!思わず笑ってしまいました。
笑うといえばフルートのお兄さんがただものではない。
コンマス並みに体をゆすっている。静かなメロディなのに、である。
これも思わず噴き出してしまった。

さて、素晴らしい7番の出来栄えに感動していると、続いて5番が始まった。
こちらも情けない指揮ぶりなのに、音楽は素晴らしく冴えわたっていた。
ロシアのオケにはない実によく引き締まった機動的な音楽である。
しかも、音楽の節目節目で急激なリタルダンドがあって音楽を区切って演奏している。
今までのベートーベンと言えば、インテンポな演奏が多いわけだが、プレトニョフのベートーベンはそうした常識を覆しており、ときどき「えっ?」と思うところがたびたびある。
しかし、これは彼の表現したい新しいベートーベンなのだ。
よいとか悪いとかではなく、好きか嫌いか、である。
これはこれで音楽が構造的でわかりやすい。
初めのうちはそれが気になっていたが、第2楽章あたりからは気にならなくなり、音楽にのめりこむことが出来た。
演奏が終わっるころには涙が・・・。いや、よかったです。
こんなベートーベンも素晴らしい。

プレトニョフ、なかなかやりますよ。
そして、このロシア・ナショナル管弦楽団、とても澄んだいい音してます。
切れ味がいい演奏を聞かせてくれます。
カオルさんがいいというわけがわかりました。
お勧めです。

JUGEMテーマ:
音楽
 
| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
指揮者 佐渡裕さんの元気になるエッセイ「僕はいかにして指揮者になったのか」は面白い
評価:
佐渡 裕
はまの出版
---
コメント:今や世界の佐渡となった人気指揮者の情熱的なエッセイ。面白くて元気がでます。

評価:
佐渡 裕
新潮社
コメント:人気指揮者の佐渡さんが指揮者になるまでの抱腹絶倒の元気がでるエッセイ。単行本の文庫版である。

Amazonで佐渡さんの作品を検索していたら「僕はいかにして指揮者になったのか」という本がヒットした。
今は絶版になっているこの本の初版第一刷でしかも美品!!
即買いして、一気に読破したが、実に面白かった。
あまりに面白かったのでここで紹介しておく。
今は文庫も絶版となっているが、中古でよければAmazonでどちらも入手が可能だ。

佐渡さんは京都の出身で非常に情熱的で心のあったかい人である。
この本はそんな佐渡さんが指揮者になるまでの愛と冒険の物語。
一期一会を大事にした佐渡さんだからこそ今日がありえたのかもしれない。

影になり日向になりして佐渡さんを見守った小澤征爾。
なぜか関西弁がよく似合うバーンスタインとの心温まるやり取り。
また、佐渡さんのご両親の懐の深さ。
そして本当に信頼できるマネージャーの辣腕ぶりなど、この本は興味が尽きることなく最後まで一気に読ませる。

この本を読むと佐渡さんの作品だけではなく小澤征爾やバーンスタインのもの聴いてみたくなるのが唯一の欠点ではある。
財布に余裕のある方はぜひそちらもどうぞ。

JUGEMテーマ:
音楽
JUGEMテーマ:読書
 
| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
ヴァイオリン少女
今日の午後散髪をしたのだが、その帰りに喫茶店でコーヒーを飲んだ。
ふと見ると、隣の席に中学生とその母親といういでたちの二人連れ。
少女の後ろにはバイオリンがひっそりと置かれている。
母親はなにやら書類を必死に眺めている。
まったく無言の二人。
ちょっと異様である。

「バイオリンをやっているんですか?」と声をかけようか・・・。
あの異様さを少しでも理解したい。
私はもじもじして悩んでいた。
どちらとも決心がつきかねているうちに母親が書類を置いた。
「大阪国際音楽コンクール」
が〜ん!!
ひょっとしてこの少女、めちゃめちゃにうまいわけ?
今、茨木市でファイナルが行われている。
そういえばこの時間はちょうど審査が終了したあたり・・・。
なるほど無言なわけだ。
声をかけなくてよかった・・・。

「実は僕も・・・」
なんて言おうもんなら、大変な大恥をかくところだった・・・。

JUGEMテーマ:日記・一般
 
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