Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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お勧めはフェルマーでしょうか?
JUGEMテーマ:読書

久々に読書のテーマでBlogを更新する。

毎年、夏になるとどの文庫も一斉に「なついち」とか銘打って、平積みでのセールを行う。
何冊か読むとマスコットがもらえたりするのも魅力だったりする。
さて、そこで今回はセブンアンドワイが特集を組んでくれたので、その中からお勧めの一冊を探してみる。
 ↓ ↓ これがそう  ↓ ↓ 
セブンアンドワイ

ざっと眺めたところでは今年の夏は新潮文庫の勝ち!と見た。
だって、ラインナップがよいのだ。
角川もいいけど、さらに新潮はその上を行っていると思う。
集英社は出直しって感じかな?

そこで何が新潮社はよかったのかというと、この文庫である。
↓  ↓  ↓ これがそう  ↓  ↓  ↓
iconicon
フェルマーの最終定理 icon

この一冊があるということで、私は、この夏、新潮文庫に軍配を上げたわけだ。
なぜかって、何しろこの本はフェルマーの定理という難しい問題がわからなくてもよいのだ。
数学者たちの死闘がこの一冊からは読み取ることができて、読んでみると、数学者になった気分になれること間違いないし、何と言っても数学史上最大の謎に挑む男たちの300年に渡る愛と冒険の物語なのである。

この夏、だまされたと思って、この一冊を読んでごらん。
きっと世界観が変わること間違いないよ。
| Kenichi.Asano | BOOKS | comments(2) | - |
ゴム長の思い出・・・御幼少のみぎり・・・・
JUGEMテーマ:日記・一般

先日、ゴム長、いや、レインブーツのことを書いたが、それで思い出したことがあるので、追記しておく。

実は私の祖父という人が既に50代にして隠居生活をしていたのだが、毎日の庭の手入れに必ずゴム長を履いたのである。

この祖父のゴム長でいたずらをした思い出がある。

祖父は毎日ゴム長を履いたわけであるが、祖母が玄関に並べておいたのを私と姉で左右を入れ替えておくのだ。
実につまらぬいたずらである。
しかし、これが何度やっても笑いが止まらなかった。

まず、庭への散水の時間が近づくころ、祖母がゴム長を玄関に用意する。
祖母が立ち去った後、姉と二人で左右のゴム長を入れ替える。
隣の部屋で待機していると祖父が現れる。
この段階で笑いがこみ上げる。(期待が限界を超えてしまうとでも表現したものか・・・)
左右が入れ違っているゴム長を手に取り、右足を入れるがなかなかはいらない。
「?」という表情の祖父。
ぐぐっと思い切って足を入れる祖父。
すでにこの段階で姉と二人声を殺して笑い転げている。
気を取り直して左のゴム長に足を入れる祖父。
私はもう限界!
「?」やはり左も入りにくい・・・おかしいな・・・という表情の祖父。
しかし、そのまま履ききって庭に出る祖父。
歩く姿がどこかぎこちない。(爆笑)
水屋で漏斗に水を汲んで散水を始める祖父。。。
時折、足元を気にしている。
何かがおかしいと、しきりに足元を気にしている様子に二人大爆笑!!

散水が終わってゴム長を脱ごうするとこれまた、なかなか思い通りに脱げないので、苦心する祖父。
しかし、「むむっ!」と気合を入れてゴム長を脱ぎ、ほっとした表情で玄関を立ち去る。

姉と私はまさに「悶絶」という表現がふさわしい状況になっていて、腹筋が痛くて痛くて・・・。

あ〜、いつ思い出しても楽しい思い出である。
「祖父とゴム長」のころは、なんと平和なことであったか。
もう一度、あの頃に戻りたいものである。
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
天満天神繁昌亭へ行く!
JUGEMテーマ:日記・一般

ここのところ休日出勤が続いていたので、平日ではあるが敢えて休暇を取って繁昌亭へ出かけた。

「朝から繁昌亭」という特別企画が催されていたので狙ってみたわけである。
通常の午後の部と夜の部かいつも満員でなかなか入場すらままならない。
さすがに朝10時というのはガラガラであろうという甘い考え・・・。
でも、用心のため9時過ぎには繁昌亭へ着くように出かけた。

すると!!!
なんとすでに結構な人数が並んでいるのである。
まだ、9時5分ぐらいのことである!!

でも、まだ、大丈夫!そう思って少々天神さんの境内を散歩してみる。
この神社にはかつて鋼鉄製の鳥居取付工事をしにやってきた思い出がある。
たしか、このあたりに・・・と、・・・、ん、あった!あった!
あ〜誰?こんな傷をつけたのは!!
トラックであろうか3〜4か所、ゴリゴリとこすった跡が付いている。
まったくなんという運転なのだ。気をつけてもらいたい!!

などとブラブラしていると、ご老人が二人、商店街のおばさんに道を尋ねている。
「あ〜、はいはい、そこを、はい、そちらに、ほら、あれが繁昌亭ですわ。あ、はいはい」
「どうもおおきに」
という具合で、なんか次々とジジババの類が繁昌亭へと突進してゆく。
これでは危ないと、早々に境内散策を切り上げ私も列に並ぶことにした。
小雨が降り始めて、みんな傘を差し始める。
まったくいつになったら梅雨が明けるのだろう・・・。

繁昌亭の開場は9時30分。
桂朝太郎さんが列をコントロールして入場を促す。
場内へ入ると、一見、よぼよぼのジジイとババァが、あ、いや、ジジイはやはりヨタヨタとしているのだが、ババァがものすごく元気に、バーッと狭い場内を走り抜けてさっさと席をとるのには驚いた。
「おとうさ〜ん、こっちこっち。ここやよ〜」ってな具合である。
また、町内の仲良しオバン3人衆とか4人衆で来ているのが醜いのである。
手分けしてあっちやこっちの席をとり「こっち3席とれたで〜」「あら、こっちの方が前やでぇ」なんて感じでより見やすそうなところへ、バーッ、ガーッ、ゴーッと集団で動き回る。
それはもう恐ろしくて近づけないのである。自由席はこれだから怖い。
幸い私は一人なので、前から4列目にぽっかりと空いた席を見つけて陣取った。
周りを見渡してみると、すでに満席。
文字通り朝から繁昌なのであった。
早めに来てよかったと、胸をなでおろす。

前座は桂さん都の「鶴」
知ったかぶりのご隠居が鶴の名前の由来を聞かれて苦し紛れにでっち上げを言うお話。
いまいち、笑うものがいないという静けさ。
二人目は森乃石松の「饅頭怖い」
枝雀バージョンが若干含まれていたのが嬉しいが、これは映画「しゃべれどもしゃべれども」の森永少年の方がもっと面白かった。
石松の饅頭怖いは時間の関係で端折っていたせいであろう。もう少し時間が欲しかったと思う。
仲入り前のトリは桂文華の「ちりとてちん」
これはさすがに笑えた。やっぱり文華である。口こそ麻生元首相のように曲がっているが、ベテランである。
私の前のおじいさんが、だいぶ遅れてから「ぶはっ」と笑うのが、また、おかしくて、こちらもつられてしまう。
仲入り後が桂朝太郎のマジック。
桂米朝直伝の「皿回し」というのが面白かった。
そして大トリは桂出丸の「酔っ払い」
時々「替り目」という題名でも演じられる話。
よぱらった夫が妻にいろいろと難癖をいい「おでんを買ってこい」と命ずる。
夫は妻がおでんを買いに行ったと思い「口ではいろいろ言うが、妻には本当に感謝しているんだ、すまない!心の中では手を合わせているんだ」ということをひとりごちていると、そこには買い物に出かけたはずの妻がいて、「いけねぇ、元帳を見られた」というところで終わる。

なかなか朝から充実した一日である。
繁昌亭は初めての入場だったのだが、なんともこじんまりとした寄席で居心地が良かった。
なんばのトリイホールの4倍ぐらいだろうか。
浅草の東洋館の半分ぐらい。
新宿末広亭の3分の一ぐらい。
そうそう三宅坂の国立演芸場、なんばの「わっは」より少し小さいぐらい。
落語を聴くには最適な空間である。
椅子もなかなかにいい感じでここはいい。
また、ゆっくり聞きに来たいなと思わせる寄席であった。

さて、ついでに、その後の行動も書いておこう。
繁昌亭を出てから「そばよし」でゴマ切りそばを(無料サービス券で)食べて、心斎橋へ向かう。
地下鉄「南森町」駅でどこかのオバサンが携帯電話でギャーギャー騒いでいるから喧嘩でもしているのかと思ったら、単に中国語でしゃべっているだけなのであった。
中国語というのは抑揚に四声と呼ばれる4つの発声パターンがあって、私には聞きなれないものだから、どうしても喧嘩しているように聞こえてしまう。
しかし、見ていると、手ぶり身振りを大袈裟に、ギャーギャーと、見事なまでにうるさい電話なのだ。
まぁ、でも、日本人のオバンもあまり変わらないかもしれないな。

さて、心斎橋は馬場万というかばん屋を訪問。
店のオヤジとお話をして・・・それから、コーヒーとケーキ。
三木楽器でバイオリンケースを探した。
「あら、3万円もするのか・・・う〜ん、諦めよう。」
私の持っているバイオリンのケースはあまり格好がよくないので、最近、みんなが使っている四角いケースが欲しかったのだが、3万円もするのでは、ちょっと我慢するしかないか・・・。
メタリックなフルートのケースも意外に高く、これも見送り。
スコアのコーナーでシベリウスの交響曲第2番の楽譜が1200円だった。
少々心が動かされてしまう。
悩んだ末に買わずに帰る。

帰宅が17時少し前。
よく歩いた。
万歩計が15000を超えていた。

帰宅後、チャイコフスキーの交響曲第2番を聴いたはずが、爆睡してしまったらしく、まったく聞いた記憶がない。
やっぱり疲れていたのでしょうね。
というわけで、今は、ベートーベンの「英雄」を(小澤、アバド、ジンマン、カラヤンの順で)聴きながら、これを書いています。

はぁ〜、実によいお休みだった。
明日から、また、仕事に励むとしますか・・・。
でも、いい加減に晴れてくれよなっ!
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(2) | - |
雨の日のゴム長、今は、レインブーツというらしい
JUGEMテーマ:日記・一般

ここのところ大阪は連日まともな雨、雨、雨。
通勤がうっとうしい。
はぁ〜今日も雨かぁ・・・なんて思って歩いていると、目の前をゆく女性の足もとに目がとまった。
なんとゴム長をはいている。
懐かしい。

しかし、よく見ると昔のような形とは少々違い、若干おしゃれな感じである。
調べてみたらレインブーツというシロモノらしい。
私が知っているゴム長とはわけが違うのだ。
それを履いているとお洒落なのだそうだ。
ゴム長と呼んでいたころはダサさの象徴のような履物だったが、今ではおしゃれの最先端。
ひょっとしたら前を行く女性は雨が降るのを心待ちにして、ようやく履いた!という感じかもしれない。
変われば変わるものである。

ゴム長と言えば、思い出すのは、小学生のころである。
学校の帰り道、わざと水たまり(最近は見かけない)にバシャバシャと入ってみたり、雨あがりには「長靴飛ばし」と称して半分脱ぎかけのゴム長を足でけり飛ばしてどこまで飛ぶか競い合ったりしたものだ。
小学生には必需品なのであるが、そのダサさ加減から中学あたりからはどんなにびしょびしょに濡れても絶対に履かない履物でもあった。
それになによりゴム長の許せないところは、いくら履いても足になじまないということである。
履物というものはどんな履物であれ、ある程度履いていれば、すべからく持主の足に馴染んでくるものなのである。
しかるに、このゴム長という履物だけは、いっこうに馴染まないし、馴染もうとする気配すらないのだ。
このダサくて頑迷なる履物はわれら人類にとっていったいいかなる発明なのか・・・。
まったく不可解なシロモノなのだ。
ドン・ガバチョ・ゴム長なのである。

あ〜、それなのに、それなのに。
なんで今頃こんなものが流行してるんだろう。
まったく女性というものはわからない。
何が悲しくてこんなものを、ガバガバと言わせながら履いているのか。
まさに世も末であると思うのは私だけであろうか・・・。
何かの迷いであってほしいものだ。
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
不覚にも「世界最速のインディアン」を見てしまう
評価:
ロジャー・ドナルドソン
¥ 2,268
出会う人たちはすべて彼の人柄に魅了される
素晴らしきヒューマンドラマ
シンプルにいい映画

JUGEMテーマ:映画

NHKで「世界最速のインディアン」という不可解な題名の映画をやっていた。
まったく興味はなかったのだが、なにかの都合でNHKをつけたところ偶然目に入ってしまった。

アンソニー・ホプキンスが赤いロケットのようなものを車の後ろにつけて走っているのである。
一見したところ、よくあるロードムービー。
ちょっと見ていたら、そのロケットの台車が壊れて転倒。
そこに偶然通りかかったトラックの運転手が手助けをしてロケットを起こす。
「あんたはネイティヴかい?」
「そうだ」
「こいつは世界最速のインディアンさ」
「・・・」
みたいな会話があって、すぐにはまってしまった。

途中から見ても面白くない。
数日後にTSUTAYAで借りてきた。
「伝記」のコーナーにあった。
なんと実話だと書いてあった。

さっそく見てみたが、この映画ははじめから掴みがうまい。
あっという間に映画の世界に入り込んでみてしまう。
ストーリーは一人のじじいの物語で、実にちんたらした展開だが、これが本当に面白いのだ。
まだ、見ていない人は見てみるべきだね。

こんなわがままなじじいが自分の周辺にいたらさぞかし迷惑だろうと思うのだが、なかなかどうして憎めないやつなのさ、こいつが。
それで誰でもつい応援してしまいたくなる。
こういうのを「7つの習慣」では影響力の輪というのだと思う。
一人の人間が主体的に生きて、周辺の人々によい影響を与え、人から人へと、影響の輪が広がってゆく。
まさにこのじじいがそれだと思う。

この映画、見終わったころには、「なんてやつだ!このじじい!」とあなたは握りこぶしで膝を打っていることでしょう。
すばらしい映画です。
バート・マンローよ、永遠なれ!

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