Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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寒中花見大会開催
JUGEMテーマ:日記・一般


まだ、夜も明けやらぬ午前四時。
枕もとの目覚ましが「ぴぴぴ。ぴぴぴ。」と小さく私を覚醒する。
おう、そうであった!今日は会社の花見の日。
ごそごそと布団から抜け出して顔を洗い、耐寒仕様のアンダーアーマーに腕を通す。
ワイシャツにネクタイ、その上からセーターを着て、スーツにコート。
始発電車を目指して、そそくさと家を出たのである。

会社には日の出前の5時30分過ぎに到着。
「おはようございます!」
一人二人と先発隊のメンバーが出社。
巨大な工事現場養生用のブルーシート10枚とポットを持っていざ場所取りへ出発!

午前6時のうつぼ公園はまだ誰もいない。
やった!これで場所取りは成功!!
巨大なブルーシートは大いに威力を発揮。
3枚も敷くと公園はすでに独占に近い状況を呈していた。

ここからはひたすら耐久レース。
日中の公園は暑いのである。
いかに3月とはいえ、雲一つない青空のもとでは太陽は強烈極まりないのだ。
3分咲きの桜には陽光をさえぎる力はない。
朝、懐に入れたホッカイロはエイ!と放り投げ、来ていたセーターを脱ぎ棄て、
ブルーシートの上で日陰を探す。
顔が熱い。
日差しが痛い。

長い長い日中の強い日差しとの戦いが終わるころ、仕事を終えた会社のメンバーがぞろりぞろりとやってくる。
「御苦労さま!ちょっと寒いね」
そう、夕方になると急激に寒くなってくるのだ。
ここはまるで月面なのだ。
宇宙服なしに過ごすことは至難を極める。

先ほどから防寒着に身を包んだTV局スタッフがスタンバイしてわれわれの乾杯を待ち受けている。
18時22分TV中継の開始!
簡単なインタビューの後、公園に鳴り響く乾杯の声。。。
われわれの宴会はTV中継によってスタートしたのだった。
やがて日はどっぷりと沈みあたりは真っ暗闇。
持参したカンデラに灯をともし円陣を組んで酒を酌み交わす総勢120名の有志たち。

午後8時。
さすがに寒い。
持参したポットのお湯も尽きて、いよいよ寒中花見大会のごとき様相。
最初に脱落するのは誰か!?
周りをうかがっていると、とうとう、女性を含む一団が「それじゃ、そろそろ失礼します」と座を立ちあがる。
すると、「それじゃ、私たちも」「私たちも」次から次と、立ち上がりはじめ、一斉に会場整理が始まった。
それからの早いこと。
あっという間に会場は元の公園に早変わり。
持参した道具を台車に積んで会社へと帰る道のりの軽やかなこと。。。
やっと終わったという安堵感。

この不景気を吹き飛ばすかのような会社をあげての大寒中花見大会はこれで幕となったのだ。
いまどき、ここまでやるとさすがに気持ちがよい。
さわやかな笑顔で公園を後にしたのであった。
それにしても長い一日だった。



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| Kenichi.Asano | DIARY | comments(1) | - |
進水式を見学する
JUGEMテーマ:日記・一般



縁あって進水式を見せていただくことになった。
生まれて初めての経験とあって少々興奮した。
JR神戸駅に8時00分集合ということで暗いうちに起床し、身づくろいをして出かけた。

神戸造船所はJR神戸駅から程ないところにあった。
噂に聞くコンテナ船の巨大さは想像を絶するものがあり全長300m、排水量が78000トンというものであった。
戦艦大和よりも一回り大きな船体は見上げる高さが60〜70mもあった。

ほどなく進水式のセレモニーが開始され消防隊の楽隊の賑やかな演奏。
そして、命名式が終わると直ちにロープがカットされ船体に酒瓶が当たってガシャンと割れ、船が滑り出す。
ベアリングが敷かれたレールの上をゴ〜ッとものすごい轟音と共に巨大な船体が動き出すかと思えば、なんと静かなこと!!音もなくスーッと巨大な船体が走り出し、船首のくす玉が割れてテープがパ〜ッと広がるや風に流されて写真の通りの絵と相成った。
テープがあのようにたなびくような高速で滑って行くのである。
式典は時間にして10分もかからずに終了する。
もっとゆっくり滑って行くのか思ったら、ものすごい速度だった。
船の滑っている時間だけなら全長300mのこの船にしてもせいぜい10秒というところ。
しかも、音なし。

進水式というのは船を子どもに見立てているそうで、ロープをカットするのは女性の役割だそうだ。
また、切られたロープは安産のお守りとして重宝されているらしい。
進水式は今回初めて見たが、本当にすごい。
一度は見ておきたいセレモニーである。
感動的であった。

しかし、前日の夜、セキュリティソフトの入れ替えに時間がかかり、眠りに就いたのが午前1時、起床が5時だったので、4時間の睡眠。
式を見たあと昼飯を食べて出社したのだが、眠いことしきり。
なんとか無事定時までは持ったものの部下から、相当に疲れてませんか?と質問されたりして、ちょっとヤバかったかも・・・。
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
中央公会堂で聴くチャイコフスキーとブラームス
JUGEMテーマ:音楽


最近、仕事が多忙を極めており、疲労が蓄積している。
これはなんとかせねばならないとばかりに、今日は大阪市中央公会堂へと足を運んだ。
火曜日、大阪大学へ行っていたのだが、先生とのアポイントの合間に携帯電話で関西フィルに問い合わせたところ二階のバルコニー席が空いているというので予約を入れておいたのである。こんなところだけは用意周到なのである。

さて、今回のコンサートは「古典の真髄」と銘打って、関西フィルが藤岡幸夫の指揮のもとソリストにバイオリンの松田理奈を迎えてチャイコフスキーのバイオリン協奏曲とブラームスの第4交響曲をやるのである。クラシック音楽という意味の古典だと思うが、どちらもロマン派の真髄のような作品である。

会場に行ってみると当日キャンセルにより一階席に空きが出来ていたので、二階のバルコニー席から一階の席へ変更してもらう。ステージが目の前に見える席で非常にラッキー。

松田理奈さんは横浜生まれということだが、御両親が関西出身とのことで、御親戚がみなさん関西なのだという。そういう意味でこの演奏には特別な想いが込められていると演奏後のインタビューで松田さん本人が語ってくれた。私の席からは松田さんがよく見え、彼女のバイオリンもよく聞こえた。22歳にしては力強い美しい音色であった。ところによってはもう少し粘着力のあるサウンドも欲しいと思われたが、文句ない演奏である。ポスターの松田さんはちょっと怖そうな女性に見えるが実際の松田さんはまだあどけなさが残る少女のような方であると書き添えておく。

CDのレーベル面にサインしてもらった。

ブラームスの4番は極めてオーソドックスな演奏で安心して聞けるものであった。しかし、ステージがとても狭く、また、残響も短いためか、音量が少々不足していた。もっと響きを〜と叫びたくなる場面が多々あった。バイオリン協奏曲の時には感じなかったのだが、なぜかブラームスのシンフォニーでは急に音量不足が感じられたのである。


2階からステージを見下ろしてみた

これはこのホールの特性なのかもしれないなと思いながら素晴らしい音楽に心満たされて会場を後にした。これで、また、仕事ができそうだ。元気をありがとう!関西フィル!
| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
J-FLAG出場。そして・・・・。
JUGEMテーマ:日記・一般


毎年、王子で開催されるJ-FLAG西日本大会に今年も出場した。

FlagFootballはJFFF(日本フラッグフットボール連盟)とこのFJ(フットボールジャパン)でルールが微妙に違うので困ると嘆いていたころが懐かしい。

今はJFFFの方は脱退したので、公式戦というのはFJがらみのものだけである。

通常はJ-FLAGは春先(冬というべきであろうか)にあり、A-FLAGというのが盛夏にあるのだが、真意のほどはわかりかねるのだが、昨年ごろから正月にやっていたJ-FLAGを3月に移して、正月はX-FLAGという交流戦のようなものが開催されるようになった。

私のチームではこのX-FLAGを前哨戦のような位置づけで考えており、練習の成果をここで確認し、調整を行った後にJ-FLAGに挑むという流れができている。

今年のX-FLAGは雨の中で行われてとても寒かった記憶がある。

しかし、今回のJ-FLAGは晴天に恵まれてとてもやりやすかった。
第一試合はなんとか善戦したものの最終的には破れてしまい、トーナメントの駒を進めることができなかった。
審判を2試合ほど担当した後に、敗者戦に挑んだのだが、これが良くなかった。
どういうわけかチームが乗らないのである。
ディフェンスも初っ端からロングパスでのタッチダウンを決められてしまい腰砕け状態。オフェンスもプレイに覇気がなく何をやってもうまくいかず零封されてしまった。
試合の途中で棄権したくなったほどである。
チームの誰か、それは私であったのかもしれないのだが、気分が乗らない状況があったのだと思う。大した対戦相手ではないのに、まったく手も足も出ないのだ。
気持ちが乗らないとこういうことが起こるのだなぁと感心してしまった。

そういうことで、今年のJ-FLAGはまったく面白くなかった。
しばらくチーム活動を休止した方がよいのかも知れない。
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
JUGEMテーマ:日記・一般


早いもので、もう、3月だという・・・。
つまり、一年の最初のクォーターもいよいよ最終の月を迎えたということだ。
うかうかしているとあっという間に一年が過ぎ去る。

ラフマニノフの交響曲2番を聴きながら部屋を片付けて、ちょっといい気分。
第3楽章は特にすばらしい。

先月の半ばに神戸でやっていた白洲次郎と正子の展覧会を見てきた。
到底信じがたいほどのお客が見に来ていて、いったい、この人物のどこにこれほどの人が引かれてやってくるのだろうと少々訝ったものである。

昨日、NHKでドラマを放送していたので、さっそく見てみた。
伊勢谷友介が次郎を演じていたが、これが格好いいことこの上なかった。
今の日本ではこんな格好のよい男には滅多にお目にかかれはしない。
そんな人物の登場を待ち焦がれているということの表れなのだろうか?

新潮社の文庫で「風の男」という題名の本が出ている。
昭和史の重大な局面で自分の主張を曲げずに生き抜いた男。数々の功績を残しながらも何も語らずに去って行った男、昭和という激動の時代を吹き抜けた白洲次郎。まさに「風の男」である。

高校の頃に買ったウェイン・ショーターの「オデッセイ・オブ・イスカ」というアルバムのライナーノーツに「イスカは風。世界中のどこにでも存在するが、それはただ黙って過ぎ去る。」というようなことが書かれていて、私の心を鋭くとらえたことを思い出す。
私も風のように生きてみたいと思う。

今の日本人には価値観というものがない。
みんながマスコミの報道に流されて、自分で考えることをしていないように見えてしまう。
同じく白洲次郎の著書に「プリンシプルのない日本」というのがあるが、今の日本人は自分でものを判断しない人が多いと思う。
何かがあると周囲の人がどうするのかを気にしている。
だから何かが起こると、誰かに判断を仰ぎたがる。
こんな時テレビはまさに恰好の判断基準を提供してくれる。
だが、それはテレビ局の見方なのであって、あなたや私の見方ではない。
テレビのないところでは一体なにを頼りに判断するつもりなのだろうか。
人生にはいろいろな岐路があり、いちいちテレビは道を示してはくれない。
だから一人ひとり自分なりの判断基準を持っていなければならないのだ。
それを主体という。
白洲次郎はそれをプリンシプルと呼んだのだと思う。

たとえば麻生首相の支持率が下がっているという報道がある。
するとみんなが麻生はだめだと言ってさらに支持しなくなる。
仮に嘘で支持率が上昇していると放送したらどうなるのだろうか・・・。
私たちはもっと彼の発言や実行した政策について調べてから判断をすべきなのではないだろうか。
これはほんの一例だから、どうこういうことではないが、こういうことが日常、あまりにも多すぎはしないかと、憂うのである。

こんな時こそ白洲次郎の生き方をもう一度見直して、自分の生き方を点検してみる必要があるのだと思う。
| Kenichi.Asano | BOOKS | comments(2) | - |