Kenichi's Time Out !

最近なにかいいことないかしら?
素敵なクラシックCDや本などの紹介とちょっとおもしろい話をUPしております。
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及川浩治ピアノリサイタルを聴く!
JUGEMテーマ:音楽


やっと聴けた宮城人のピアニスト
そう、及川さんは宮城県人なのであった。
私も宮城県人なので、とても共感を覚える(なんでやねん!!)



どんな人?
さて、この吾人、国立音大時代に東欧へ留学していたことがあり、その時に、なんとかの有名な、そして、私の大好きなピアニストであり、弟子をとらないことで有名な、あのアレクシス・ワイセンベルグより練習用のピアノをいただいたという只者ではないピアニストなのである。
一度は聞いてみたいと思っていたもののなかなかチャンスがなかった。
そうこうするうちに存在自体を忘れてしまっていた(なんと薄情な!)

しかし、来るべき時が来たのだ!
あれは忘れもしない2005年の春。
金聖響指揮のブラームスを聴こうと思い、大阪は福島のシンフォニーホールへチケットを買いに出かけた時のこと。。。
コンサートホールの楽屋口から聞こえるなんとも素晴らしいショパン!
こんなすごいショパンやったらピアニストになれるがな!
とっさにそう思ったのであるが、そう!そのはず!これはプロの演奏なのである。
ホールの人に「これは誰?」と聞いたら、なんと間もなく本番を控えている及川さんだというのである。
こいつはすごい!
しかし、空いている席はない。
むぅ、仕方がない、またいずれ!!
ひらりと身をひるがえしてその場を立ち去った・・・のである。

それから3年
それから、あっという間に3年の月日が流れて、2009年の1月31日。
ここは兵庫県立芸術文化センターの大ホール。
及川浩治の登場を今や遅しと待ちかまえる聴衆。。。
開演の定刻となるや否や、出ました!!茶髪のピアニスト!
そう!!及川浩司その人であります。
さっそうと舞台を大股で歩き、ピアノの横でさっと一礼をするなり、いきなりモーツアルトのピアノソナタ第10番。かなり男性的な(時には荒々しいとも言う)演奏で度肝を抜く。しかも、オーバーアクション!!
ミスタッチが2か所ほどあったものの、まずまずの小手調べ。
場内の拍手が鳴りやまぬうちに続いてベートーベンの熱情ソナタ
これも冒頭にミスタッチがあったものの中盤から炸裂!岡本太郎さんの「芸術は爆発だ!」という言葉が思い出される。リヒテルもかくや!というほどにサディスティックにピアノをたたきのめしホール内にピアノの軋む音が・・・。そして及川さんの激しい息遣い・・・。最後の和音を叩きつけるようにして及川さんは椅子から立ち上がる、というよりはよろけてピアノに凭れかかり、ようやく立ち上がったという体であった。渾身の演奏。それとほぼ同時にブラボーの声。一台のピアノからこんな大音響が出るということがまさに証明された演奏であった。
あまりに叩きまくったので、しばし、調律タイム。

休憩の後はショパン。
そうか、モーツアルト、ベートーベン、そしてショパン。なるほど年代順に並んでいる。
最初は名曲、エチュードの作品10の3、俗に「別れの曲」と呼ばれるメロディックな作品。しかし、これは先ほどのベートーベンとは打って変わって、実にロマンティックな演奏。なんで、こうも変われるのだろうと思うぐらいの変わりようである。和音を楽譜にないのにアルペジオにしてみたり、ルバートがきつかったりと少々やりすぎのショパン。
ショパンの2曲目はこれまたエチュード作品25の11「木枯らし」で、これはちょっと激しさが不足気味だった。先のベートーベンで少々体力を使いすぎただろうか・・・。
ここで拍手。

次はロマン派のシューマン、リスト・・・
次は時代を追って、シューマンの「トロイメライ」。
及川さんの大好きなレパートリーらしく、なにやら入り込んでいる様子。
まったりとしたトロイメライであった。
となると、次は当然リスト
及川さんのお得意のレパートリーから「愛の夢第3番」と「ラ・カンパネラ」
余裕たっぷりに演奏していて気持ちがよい。
自分もこう弾けたらどんなにいいだろうかとうっとりとして聞いてしまった。
ここで拍手、一旦、退場してすぐに復帰。

そして、ラフマニノフ!
お次はラフマニノフの「ヴォカリーズ」のピアノ編曲版。誰の譜面なのだろうか、なかなかによい編曲である。交差する複数のメロディを見事に弾き分けていて見事である。
そしておなじみ「前奏曲嬰ハ短調」だが、ホールの残響が長いために細部がちょっと濁って聞こえてしまうのが残念なのだが、中間部がノリのよい演奏でピアノにドライブをかけるような、そんな感覚を楽しませてくれた。
ここで拍手。

ラストは
最後は私にはよくわからないスクリャービンの作品で詩曲とエチュードが二つ。
場内割れんばかりの拍手でアンコールを2曲。
ショパンのノクターンの3番と前奏曲の15番「雨だれ」を見事に弾ききって幕となった。

CDはもっといい
全体的に実に手慣れた演奏という感じで、大変さ、とか、必死、という感じが一切しないところはさすがである。
しかし、男性的というよりはちょっと荒っぽいところがあったり、あまりに崩しすぎたりと、ちょっとやりすぎた部分もあり、他の人はどう感じたか分からないが、私は同じ宮城県人として(なんなんだ!)、もう少し楽譜に忠実に演奏をしてほしかった。
この人のCDは素晴らしいのですけどね。
生演奏でもCD程度に自己流を抑えたほうが良いのではないかと思った。
しかし、おおむね満足な演奏会であった。



| Kenichi.Asano | CLASSICS | comments(0) | - |
富士に恵まれた1月
JUGEMテーマ:日記・一般

今年になってから初めての東京出張。
2泊するものの経費削減の折、費用対効果を慎重に検討して多目的な出張とした。
午後に出発して東京を目指した。
通常は富士山は見えない。
私が出張するときにはなぜか見えないのが常であった。
ずっと晴れているのに、そこだけ、なぜか曇りだったりするのだ。
今回もそうなのであろうと期待はしていなかったものの、やはり富士が近付くと気になる。
ところが今回はなんと!!晴れ!!
しかも夕方であるので、富士山頂に夕日がさして赤みを帯びているという情景。
夕方の富士
この正月には上空から夕暮れの赤富士を拝んだばかりだっただけに、なにか「ついている」という気分になってしまうのは私だけだろうか。
お〜、今年はなんだかいいことありそう!
などと思ってしまうのであった。

そして、今度は2日後の帰り。
東京を朝出発して新大阪へと向かう車中。
快晴の空を眺めてみると、なんとそこにひょっこりと富士山の頭が!!
えっ!もうそんなところ?
そうなのである。
東京からではなく品川からだったので、ちょっと早いのである。
あわててシャッターを押した。
午前中の富士
しかし、車窓が汚れているので、ちょっとだけフォーカスが甘い。
行きの新幹線はグリーンだったので窓がきれいに掃除してある。
帰りは普通指定席のせいか窓が汚い。JRさんはうまくやっているなと感心、いや、寒心してしまう。
まぁ、でも、。往復とも富士に恵まれる出張などというものはそうそうあるものではないと、自らを慰めて帰阪したのであった。。。。
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
「戦場のピアニスト」を観る
評価:
ウワディスワフ・シュピルマン,ロナルド・ハーウッド
アミューズソフトエンタテインメント
¥ 3,195
JUGEMテーマ:映画


「海の上のピアニスト」という映画があって、これがなかなかに面白い伝説のピアニスト物語であったので、この「戦場のピアニスト」もそんな映画かと思っていた。
寒い冬の一日をちょっとした物語で演出してみようかとTSUTAYAで借りて観た。

しかし!!
なんと!これは実際にワルシャワでドイツ侵攻から陥落までを生き抜いた一人のユダヤ人ピアニストの重たい実話の映画化作品なのであった。
人権を失い、人権が戻るまでの深い深い実話の物語なのであった。
軽い気持ちで見始めてしまったことを反省。

運がすべて
物語はドイツ軍のポーランド侵攻から始まるわけだが、そこから、あれよあれよという間にゲットーに収容され家族が連れ去られ、周囲の人々が無残にも目の前で次々と殺されていき、主人公のシュピルマンはドイツ軍に抵抗するでもなく、ただひたすら生き延びることに必死だ。しかし、これが無力な一市民の本当の姿なのではないだろうかと思う。なんだかよくわからないうちに戦争に巻き込まれ、いやでも死と直面する。その死の恐怖から逃れようとして必死に生きるのだ。生きるか死ぬかは本人の努力ではなく、まさにその時の運。一歩間違うとそこは凄惨な血の海。こうして平和な時代にビデオを通してみる主人公の姿は悲しくもあり、滑稽でもある。

平和でよかった
映画を観終わって、つくづく日本は平和でよかったと思う。
この映画の大半を、人を人とも思わないナチによる惨たらしいユダヤ人殺害のシーンが占めている。ユダヤ人が悪いわけではないのに、ユダヤ人に好んで生まれたわけでもないのにユダヤ人だからという理由で隔離され迫害され殺されてゆく。人権というものを考えさせられた。しかし、本当に日本は平和だ。世界のいろいろ地域で、まだ、この「戦場のピアニスト」と同じようなことが起きているというのに、こうしてぬくぬくとしていられるのは平和のおかげである。一日も早い世界平和を祈ろう。
| Kenichi.Asano | CINEMA | comments(3) | - |
X-Flag<寒い日曜の過ごし方>
JUGEMテーマ:日記・一般


今日はFFJの主催によるフラッグフットボールの試合があった。
場所は神戸の王子公園近くのスタジアム。
全部で21チーム参加のトーナメント方式である。
これは3月に開催のJ-Flagの前哨戦のようなもなのだ。
だから、交流戦気分で楽しめるのである。
しかし、お天気がいまいち!!
午後からの降水確率が80%だった。
そしたら、やっぱり!!
正直なもので2回戦の後半あたりからぽつりぽつりと降り始めて、
やがて悲しき・・・じゃないけど、まともな雨に・・・。
おかげでわがチームは全敗!
(でも、楽しかったけどね。ん?まるで天気のせいみたいだって?そうです!天気のせいです!)



雨が本降りになって、試合を辞退するチームも出てきたのに、それでも、盛り上がっているチームが多数あって、上の写真のように、冷たい雨の中でも試合は続けられたのである。
終了したころにはすっかり体が冷えてしまって往生しました。
先週はクラシックな一日を過ごしたのに、今週は冷たい雨を堪能する週末なのであった!
こういう週末もたまには悪くないです。。。はい。


モノマニア / 株式会社リツメイ・コーポレーション
| Kenichi.Asano | DIARY | comments(0) | - |
多忙な休日の過ごし方
JUGEMテーマ:日記・一般


今日は練習もなく久々にゆっくりと一日を過ごせそうだと思ったのだが・・・。
朝、「題名のない音楽会」でチャイコフスキーの第5交響曲の第4楽章だけを聞いたのがきっかけで、今日一日、いろいろとやってしまった。

午前10時
まずは欲求不満を晴らすべく小林研一郎の指揮によるチャイコフスキーの5番を聴く。
やや満足する。

午前11時
先日NHK教育でやっていたクラシックアーカイブで見たカルロス・クライバー指揮のベートーベンの第7交響曲が聞きたくなり、あれやこれやと引きずり出して聴き比べをしてみる。やはり、これはクライバーのものが面白いかもしれないという結論。

午後1時
そういえば、図書館から借りたアバド指揮ウィーンフィルのベートーベン交響曲全集の返却期限が過ぎていたのを思い出し、あわてて図書館へ。
そこでいろいろと検索していたら、なんとハイティンクの指揮、コンセルトヘボウによるベートーベンの交響曲全集があることを発見。ただちに借りてご満悦。

午後3時
そのまま帰宅しようかとも思ったが、髪の毛がぼさぼさであることを思い出して、そのまま床屋へ。

午後4時
散髪が終わったら小腹が空いたのでケンタッキーフライドチキンに入ってみる。TVCMの辛そうなやつが気になっていたので、それを試してみる。ケンタッキーに入るのは実に数年ぶりである。「この辛いやつとコーヒーね」と頼んだのが失敗であった。確かにチキンは辛くて熱くておいしいのであった。しかし、熱いコーヒーを飲むと口の中がチキンの辛味とコーヒーの熱さで爆発するのであった!コーラにすべきであったと反省することしきり・・・。汗をかきながらチキンを食べ終わり、帰宅しようかと思ったのだが、床屋の近くのTSUTAYAへ久しく顔を出していないので、立ち寄ることにした。

午後5時
なんとカラヤンのシューベルトの交響曲全集を発見!それと小澤征爾指揮サイトウ記念によるブラームスの1番も発見して、これもかごの中へ。
帰宅した頃はすっかり暗くなってて、すでに夕食の時間であった。

午後7時
夕食後はさっそくベートーベンの7番の聞き比べをして、しばし、興奮。
7番はそれぞれにいいところがあるので、甲乙つけがたいなぁと、何度もいろいろと聞き比べては、唸っていたのである。
その中で発見!ハイティンク指揮コンセルトヘボウの演奏による6番「田園」は最高である。(7番の聞き比べに疲れて、たまたま聞いた6番にぐっと持っていかれたのだ)

午後8時さて、レンタルしてきた小澤のブラームスの1番を聴いたら、それは重厚でよかったが、なんかテンポがゆっくりなので、ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送の猛烈に速いやつが聞きたくなってしまい、CDを引っ張り出して聴いてしまった。そしたら、今度はカラヤンの最後の日本公演の演奏も聞きたくなって、これも聞いたのだが、こうやって聞いて行くとカラヤンの最後の演奏はものすごい迫力だ。椅子に座ったままで不自由な指揮をしたほうが、ものすごい演奏だなんて、ちょっと皮肉ではある。それじゃ、今までの指揮はなんだったの?ってなことになる。案外、オーケストラ(ここはベルリン・フィル)に自由にやらせたほうがよいのかもしれないなどと不謹慎なことを思ってしまう。

午後9時
気がつくともう、9時20分。。。。
そこでいきなりピアノを弾きたいという衝動に駆られて、まずは楽譜だけ用意して一度もひいたことがなかった「亡き王女のためのパヴァーヌ」を初見弾奏。
う〜ん、これはさすがにだめだった。意外に難しいのである。
聴いていると簡単なのだが、これがなかなかどうして!
これは初見では無理!と諦めて、バッハにする(笑)
「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」。
実に30年ぶりに蘇るバッハである(笑)
しか〜し、これもひどいものであった。
やむなくベートーベンに切り替えて「悲愴ソナタ」から第二楽章。
これ、なんとか弾けました。
時計を見れば22時10分。
風呂に入らねば・・・。

ということで、なんとも忙しい休日なのであった。
今、12時25分。
布団に入ってますが、寝る前になにか聴こうっと。
どれにしようかな・・・。
今夜はブラームスの4番でお休みとしますか・・・。
それでは、おやすみなさい!!

なんともクラシックな一日の過ごし方ですな・・・。


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