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今、注目はこれだっ!!
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Satisfaction (JUGEMレビュー »)
INO hidefumi 猪野秀史のデビューアルバム。フェンダーローズ・エレクトリックピアノといえば一昔前のなく子も黙る名機。このビンテージものの電気ピアノのダークでメロウなサウンドが堪能出来る一枚。彼のアルバムはこれが最高! Kenいち押しのサイトはこちら
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2008.05.30 Friday 22:04
ユリイカ 特集ラフマニノフ
JUGEMテーマ:読書 ユリイカ 特集ラフマニノフ ラフマニノフついでにちょっといい本を紹介しておきます。 これは詩と批評のユリイカ。 高校の頃が懐かしいですね。 現代詩手帳とユリイカはあのころのバイブルでしたからね。 ラフマニノフの特集 さて、なんとそのユリイカが映画「ラフマニノフ」公開にあわせてなんでしょうか?特集で「ラフマニノフ」を組んでくださったのです。 しかも、中身が濃い! いきなり吉田秀和の濃密なピアニストとしてのラフマニノフ論から始まり、間宮芳生の楽譜付きラフマニノフの演奏解析、高橋健一郎の丁寧な楽曲解説、一柳富美子のオペラ・合唱作品解説と写真集、神竹喜重子による詳細な交響曲解説などなど、170ページにも及ぶラフマニノフ特集!! ラフマニアンを自認する私が狂喜乱舞するような一冊でございます。 これ一冊あれば少なくても一年は楽しめるのではないでしょうか? 何しろ間宮芳生さんの解説が理解できるようになるのに、楽譜をにらみながらCDを聞いて・・・う〜ん、そういうこと?なんて首をかしげたり、本間ひろむさんのラフマニノフ名盤紹介を確認するためになかなか入手困難なCDを必死に捜し求めて、聞きあさったりしているうちに一年はあっという間に過ぎ去ることと思いますよ。 老後のためにも是非一冊は手元においておきたい一冊でしょう。 とても手ごろな研究書 まぁ、冗談は抜きにして、いわゆる研究書ではないので、大変に読みやすいし、バラエティに富んでいて、しかも、肩が凝らないから、私はこの一冊はお気に入りです。 ラフマニノフ研究の入門書として最適! 冗談抜きで、一年以上、楽に楽しめそうだと思っています。 ラフマニアンを自認する人もそうでない人も、こんなラフマニノフ研究書はめったにありません、ぜひ購入して一読して欲しい一冊です。 お勧めします!! 2008.05.29 Thursday 23:00
Rachmaninov: His Complete Recordings
JUGEMテーマ:音楽 これはラフマニノフが生前RCAに残した貴重な録音の全集である! なんと全部で10枚!! 1920年代から1940年代までのラフマニノフ本人の演奏を残したもので彼の生の演奏に触れることの出来ない私たちにとって、なにものにも替えがたい全集なのである。 会社帰りの出来事 今日は部長も早く帰ったし、めったにないチャンスだから早く帰ろう! 私は元気に事務所を飛び出して、久しぶりのタワーレコードへと向かった。 今日はどれに・・・そうそう、先日見た「ラフマニノフ」という映画のことが頭にあって、やはり今日はラフマニノフの掘り出しものでも探そうかいな・・・と、「R」のコーナーへ向かう。 するとそこにはなにやらむくつけきオヤジが二人、ラフマニノフのCDをゴソゴソといじっているのである! 仕方がないので、ブラームスとベートーベンを見て、戻ってみると、やはり、まだ、例のむくつけきオヤジがゴソゴソ、である。 う〜む、仕方がない、意を決して「ちょっといいですか?」と無理に割って入ると・・・。 彼らが手にしていたのは、なんとラフマニノフの「HIS COMPLETE RECORDINGS」であった!! 年配(60歳ぐらい?)君「う〜ん、これはなんだかようわからんな。番号もないわ」 太め(やや若い)君「普通、レコード番号ぐらいあるやろ」 年配君「それがないねん。あ〜なんでも44ページの解説がついてるらしいで」 太目君「それでもCDの枚数がわからんとなぁ〜、こっちのほうがいいかもわからんで」 年配君「そやなぁ〜」 という会話。 要するにこの「HIS COMPLETE RECORDINGS」が欲しいのだけれど、何枚組でどんな曲が入っているかまったくわからないので、判断に困っているのだ。 もうひとつの自作自演集があってそれだと内容もわかる、しかし、これはわからないので、どっちがお買い得か?ということなのだった。 私「あ〜、それは10枚組みですよ」 年配君「え?本当ですか?」 私「はい、外には何も手がかりがないでしょう?」 年配君「ああ、はい。これ買わはったんですか?」 私「はい。彼の録音はRCAにしか残されていなくて、これにそのすべてが収められているんです。お買い得ですよ」 太目君「あの、じゃぁ、こっちのやつと音源は同じなんですか?」 私「そうです。唯一の音源ですからね。そちらのはそれを切り出しているだけです。」 年配君「あの〜、どんな感じでした?これ」 私「う〜ん、まぁ、当時の録音ですから、正直言って、状態は悪いです」 年配&太目「ふんふん」 私「しかし、これは唯一残された本人の演奏のすべてがあります。当時の雰囲気がありますよ」 年配君「ほう〜」 太め君「ほな、それでいいんちゃう?」 私「お買い得だと思います」 年配君「あ、本当にありがとうございます!」 気がつけば、むくつけき男は私も含めて3人になっていたのである。 傍から見たら実に異様な光景であったに違いない。 ということで、私は気持ちよくなって、威風堂々、その場を離れたのである。 当然、目的としていた「2台のピアノのための作品集」もしっかり握り締めていたことは言うまでもない。 もちろん、アルゲリッチとラビノヴィッチの演奏であるとは記すまでもないと思うが、念のため記しておく。 (あ〜、しかし、ああいう二人ってうらやましいなと思うね。) 名演奏の歴史的な記録 ということで、この「HIS COMPLETE RECORDINGS」については、大体わかっていただけただろうか? ラフマニノフが生前にRCAに残したものを書き集めた10枚がセットになってBOXに収まっているのだ。ただ、不幸にして、外箱には演奏曲目もセット枚数も一切書かれておらず、これは歴史的な記録だとか、そんなことしかかかれていないわけで、学術的なことにあまり興味のない私のような貧しい小市民はただただうろたえるばかりなのである。 しかし、買ってびっくり!ここには彼が生前に好んで演奏したと思われるショパンの小品の数々やリスト、はたまたバッハ、そして、かのクライスラーの伴奏をしたものまで納められていて、本当に貴重なのである。 もちろん、あの名曲ピアノ協奏曲第2番も2テイク収録されているし、シンフォニーを指揮したものも入っていて、文字通り「HIS COMPLETE RECORDINGS」なのであった。 これは歴史的な記録でもあり、偉大な芸術の玉手箱でもある。 そのうち絶版になると大変なので、今のうちに手に入れておくことをお勧めする。 2008.05.13 Tuesday 22:42
何を買うかで真剣に悩んだあの頃
JUGEMテーマ:日記・一般 今日、21時ごろ、駅のホームから階段を上ったところにあるパン屋さんで、少年がまだあどけなさの残る小さな手を差し出して、「これをひとつください」と言っているのが目に入った。その少年の不安げな様子を見たとたんに胸が熱くなった。 5円の使いみち 私は小さいころ、近所の一銭店(いっせんみせ)と呼ばれる駄菓子屋へ5円玉を握り締め、よく買い物に行ったものだった。その5円をどのように使うか・・・ガムにするか、飴玉がいいか、はたまたおせんべいか?5円もあるけど、5円しかない。小さな頭を悩ませたものであった。 やがて、その小遣い銭が10円になり、30円になり・・・。金額は増えたものの、何に投資するかは、相変わらず悩みの種であった。 わずかな金ではあったけれど、たとえばそれを貯め込んで300円とか500円というようなまとまった金額したとしよう。すると今度は300円や500円で買うことの出来るものの前に立ちすくみ、はて?どちらに投資したものか・・・金額がいくらになっても悩みは尽きないのであった。 少年の思い さて、今日の少年もそんな風情ではあったのだが、不安げなところにおそらく私は感動したのだと自己分析をする。 わずか150円ぐらいのパンではあるのだが、彼にとっては全財産をなげうつようなものであるかも知れぬ。そして、眼前にはおいしそうなパン。早くしないと閉店になる。今日の売れ残りではあるのだが、だからと言って安くなっているのでもない、その数々のおいしそうなパンを目の当たりにして、彼は恨めしく思ったに違いない。 もっとお金があれば、あれも、これも買えるのに。閉店だから値引きしてくれたら、このお財布のお金であれも、これも買えるのに。そんな思いが去来し、彼の小さな心は引き裂かれんばかりであろう。あ〜どれにしょう!!もう時間がない!!でも、お金が・・・。でも、おしいそうだし、おなかも空いて我慢が出来ない!!! 懐かしき思い 憔悴しきった彼は、ついに決心して、もっちりアンパンを指差して、とうとう「これ、ひとつください」と言ってしまったのである。今月のお小遣いはこれで残り200円を切ってしまうのだが・・・ううう、背に腹は変えられない・・・。きっと彼の心にはそんな思いがあったのではなかろうか。 そんな思いが一瞬ではあったが、私の脳裏を横切り、ふと胸が熱くなるのを覚えたのだった。 あ〜あの頃が懐かしいわい! 2008.05.11 Sunday 23:43
Walter Lang Trio 〜The sound of a rainbow〜
JUGEMテーマ:音楽 このCDは2005年の夏に発売されたものだが、なかなか手に入れることが出来ず、ずっと気になっていた1枚だったのである。ようやく最近になって、やっと入手したのであるが、ここのところ急に初夏らしい・・・を通り越して、急に夏めいて来たわけで、その季節にはこのCDがまさにぴたっりだと、通勤の行き帰りの音楽として、最近はこれに入り浸り。とってもよいのである。 ECMレーベルの代表的タイトルを・・・ このウォルター・ラングという人は、おそらく私と同年代かその前後であろうと思う。なぜなら、この選曲。そのほとんどがECMレーベルから過去に出された代表的なものばかりだからである。ECMレーベルというのは北欧の音楽家であったマンフレート・アイヒャーが1969年に起こしたJAZZというかJAZZをベースにした新しい自由な音楽を発掘するレーベルとして起こしたものだ。オスロ郊外の森の中にある木造のレインボウスタジオからは、これまでキース・ジャレットやチック・コリアらの優れた名演が次々と製作された。まさにそのスタジオでウォルター・ラングが過去に出されたECMレーベルの名曲の数々を演奏し、録音したのがこのアルバムなのである。そのすばらしい響きとそのすばらしい録音は比類ないものとなっている。 北欧の音楽らしく・・・ そして、このアルバムに収められた演奏は実にECM的というのか、北欧的というのか、ウォルター・ラングというピアニストがどこの出身かは知らないけれど、そのサウンドといい、鍵盤のタッチといい、実にさわやかで北欧的。いわゆるJAZZファンからは、叱責を受けるかもしれぬが澄み切った美しさが魅力で従来のブルーノートを強調したようなブルーでジャジーな音楽とは一線を画した、理知的で自由なサウンドとフレーズで魅了してくれる。あのECMの名曲をピアノトリオで再現・・ではなく、斬新なアレンジで再構成してくれているのだ。しかし、残念なことにベースの Nicolas Thys には、あまり感心しない。せっかくウォルター・ラングが独創的なアレンジで挑んでいるのに、ベースのイマジネーションが貧困を隠せない。独創的な演奏に水をさしていると感じるのは私だけだろうか。それさえなければ、満点だったのに・・・と少々残念ではあるが、通勤にはもってこいの1枚だ。 曲目 1. カントリー 2. チルドレンズ・ソング 3. パラソ 4. ミリアド 5. ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド 6. エマニュエル 7. アイダ・ルピノ 8. ELM 9. ソング・フォー・エブリワン 10. ファースト・ソング 11. ジェームズ 私のお勧めは、2、4、5、7、8、10。聞く価値あり! WALTER LANG TRIO Walter Lang :Piano Nicolas Thys:Bass Rick Hollander:Drums 2008.05.06 Tuesday 10:00
ことりっぷ「仙台」を読む
ことりっぷ「仙台」 JUGEMテーマ:読書 地図の昭文社から小さな旅のガイドブック・ことりっぷシリーズが出ている。 私は仙台の出身なので、時々帰省したおり、街へ出てうろうろと散策することがあるのだが、毎回、昔あったお店がなくなって、新しいお店に変わっているので、そのたびにあたふた、あたふた・・・。 手ごろな大きさのことりっぷ。 しかし、だからと言って、るるぶを持ち歩くのはいかがなものか・・・。 こんなとき、とってもおしゃれなことりっぷが最適と思い、さっそくゲットした。 構成は「食べる」「見る」「買う」「くつろぐ」の4部構成となっていて、検索がしやすい。 定番のお店紹介 「食べる」では、おなじみの「牛タン」「づんだ」「冷やし中華」も当然のように掲載されていて、ご当地出身の私にも目新しいお店が紹介されている。特に牛タンなんて、昔はなかったし、づんだなんてものは家で作るものだったから、お店なんて知るはずもないわけですな。 そして、最新の穴場 「食べる」の中の素敵なカフェのコーナーでは、甥がお勧めだよって紹介してくれた米ヶ袋の「カフェモーツァルトアトリエ」が大きく掲載されていて、甥の選球眼もなかなかのもんだと感心! 評判のスイーツも お勧めのスイーツには「萩の月」は当然ながら、私が絶対にお勧めと思っている玉澤の「黒砂糖まんじゅう」も取り上げられていて、この本はかなりいけると思った。 仙台にこれから行こうと思う方はもちろんだけれど、仙台に住んでいる人もこれは必携ですぞ!さっそく出かけてみよう!! |
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