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Satisfaction (JUGEMレビュー »)
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2010.11.04 Thursday 23:43
デジュー・ラーンキを聴きに
疲れていたのだろうか・・・ほとんど睡眠に費やしたリサイタル・・・とほほである。
デジュー・ラーンキとの出会いは1977年。 ずっと昔のことであった。実に33年ぶりに再び出会うことができたのである。 その喜びをかみしめながら西宮北口へと向かったのだが、よほど疲労していたのだろうか。 最初に演奏されたハイドンのソナタ52番の第一楽章すら覚えていない。 気がつくと盛大な拍手。 そう、演奏が始まったとたんに爆睡してしまっていたらしい。 やばい! 次から続く4曲のリストはしっかりと・・・と思っていたのだが、 最初のトッカータすら覚えていない。 気がついたら、どう聴いてもこの曲はモーリス・ラベル。 ということは前半最後の曲!? え〜っ!?と思っていると盛大な拍手で、それで前半は終わった。 何も聴いてない!! 哀しい、哀しすぎる!! 休憩の20分を最大に利用して目を覚まし、後半に向かった。 後半はリストのピアノソナタ。 楽章の切れ目のない超大なソナタである。 一つの曲で30分も続くという大作である。 おもむろに低音部からおどろどろしく演奏が始まった。 すると盛大な拍手!! え〜〜っ、ひょっとして? そうなのである! 後半もまったく何も聴いていない。 ひたすら県立芸術文化センターで眠っていたのである。 しかも、33年ぶりのラーンキ。 なんという哀しさ。 ほんまに呆れたで。 でも、最後のアンコールの2曲だけはしっかり聴いた。 今回は2000円の席だったので、1曲あたり1000円という計算。 う〜ん、ちょっと高いかも。 だけど、最後にはしっかりと積年の願いであったラーンキのサインをしっかりともらってきたのである。 それだけは大きな収穫だった。 なにしろ33年前、ショパンの楽譜にサインをもらおうとしたら「オ〜、楽譜ハ、神聖ナモノデスカラ、サインは出来マセン!」と断られていたのである。 今回はなかなか入手できないハイドンのピアノソナタ集と簡単に買えるシューベルトのピアノソナタ集のそれぞれにサインをいただいた。 演奏会終了後のラーンキ氏は真っ赤なセーターでにこやかにサインをしていらっしゃったのである。 なんとも作り笑いな笑顔である。 そういえば、サイン会の時、後ろにいた老夫婦の話が聞こえてきたのだ。 「これ以上のリストはありませんよ、おじいさん。観念的なリストなんて想像もしてませんでした。派手なだけかと思って嫌っていたのに、すっかり気持ちがかわりましたよ、おじいさん。」 ふ〜む、私が眠っていた間に哲学的な演奏が繰り広げられていたらしい。 一人の老婦人の気持ちに変化を生み出すほどの演奏をラーンキ氏はやってのけていたのだった。 悔しい・・・。実にもったいない2時間であった。 JUGEMテーマ:音楽 Comment
ken (2010/11/07 9:54 PM)
おや、発見されてしまいましたなぁ。
このBlogは秘密だったのですが・・・。 新着情報とな? はてなんのことでしょう? でもでも、もったいない話ですよね、ほんと。 あまり来日しない演奏家でもあるし。 しかし、写真で見るとおりシューベルトのジャケットのような若き日のイケメンはいまは白髪の作り笑いのおじさまに・・・。 時間の流れは容赦ないものですね。 ひょっとしたら来年のフォルジュルネに再びやってくるかも知れません。 もう一度聴くチャンスはありますね。 |
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新着情報からお邪魔させていただきました☆
しかし、随分お疲れだったんですね…(汗)。
あんなに楽しみにしておられたのに…(;O;)!
それにしても、勿体ない…(;´д`)トホホ。
そんなに素晴らしい演奏だったとは!
一度生で拝聴してみたいですねぇ!