2015.09.25 Friday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| スポンサードリンク | - | - | - | |
|
|
今、注目はこれだっ!!
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Satisfaction (JUGEMレビュー »)
INO hidefumi 猪野秀史のデビューアルバム。フェンダーローズ・エレクトリックピアノといえば一昔前のなく子も黙る名機。このビンテージものの電気ピアノのダークでメロウなサウンドが堪能出来る一枚。彼のアルバムはこれが最高! Kenいち押しのサイトはこちら
ちょっと素敵なお勧めリンク集
私のお勧めサイト
LINKS
PROFILE
|
2007.09.02 Sunday 16:46
涙そうそう
なにせ涙もろいので映画館で見るわけには行かなかった。 悲しい兄妹の物語 性格のよい兄と血の繋がらない妹が出会い、引き離され、再びめぐり合い、そして、それぞれの想いの中で生きる道を探していく・・・。 だが、運命は時に冷淡に人を突き放してしまう。 「涙そうそう」という歌は森山良子さんの亡くなった兄への思いを歌った作品だそうだが、この物語はその話をベースにしたオリジナル作品なのである。 お話は生い立ちなどがなにかと複雑な二人の主人公の切ない話で、兄妹愛がテーマと言えばよいだろうか。むしろ兄妹を超えた愛なのかもしれない・・・。 もちろん、題名からお察しのとおり、ハッピーエンドではない。 吉田紀子さんの脚本 脚本は「Dr.コトー診療所」でおなじみの吉田紀子さんだから、じっくりと見せる吉田ワールドがここでも展開されている。 なんと言えばよいだろうか、つまり、登場人物に悪い人はいなくて、みんな心優しいわけなのだが、それが災いしてというか、相手を思いやる気持ちが裏目に出て、行き違いになったり、傷ついたりという、そんな心の微妙なずれを描いたらこの人の右に出る人はいないという吉田紀子さんの作品である。 安っぽいテレビドラマなどによく見られるような説明のための台詞はなく、登場人物たちの語る言葉と表情、しぐさ、そして、その映像ですべてを語るのである。 観て損のない落ち着いた映画 めちゃくちゃに悲しい映画ではなかった。 妻夫木さんの兄が異様に明るくがんばりすぎているし、妹もとにかく元気で、それが悲しい。なんでこんないい人たちなのに、天は味方をしてくれないのかと、運命をのろわざるを得ないのだが、映画は入り込みすぎず、離れすぎず、ほどほどの距離をもって描いている。なにか上質な音楽のようでもあり、諸行無常の響きあり、じゃないけれど、人生の悲哀をそこはかとなく切り取ったような仕上がりであった。後世に残るような作品ではないけれど、観て損はない落ち着いた作品です。 Comment
Trackback
url: トラックバック機能は終了しました。
吉田紀子に関する記事を更新しました。ご興味がありましたらご覧下さい。尚、トラックバックは大歓迎です。
| 脚本家 吉田紀子 | 2007/10/17 12:42 AM |
|
CATEGORIES
Amazonからのお勧め
ARCHIVES
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
SPONSORED LINKS
MOBILE
OTHERS
|
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. |